心痛を味わわずに済む
子どもがいると、多くの喜びと同時に多くの心痛も味わいます。
子どものいない人たちは喜びを味わえなくても、心痛を味わわずに済みます。
子どもの問題で深く悲しんでいる女性たちがいることは周知の事実です。
発達障害の子どもを持つ母親は、心痛が永遠に続くといいます。
病気や事故や凶行で子どもを亡くしたら、打ちのめされてしまうでしょう。
成人した子どもが死んだ時でさえ、親は自然の順番を考えれば先に死ぬのは自分だと思い、理不尽な罪悪感を持ちます。
麻薬やアルコールや犯罪に手を染めた子どもの母であることは、それ自体で悪夢でしょう。
理由はなんであれ子どもに背かれた母親は、何年もの間、敵視され、責められます。
子どもが母親を疎んじ、家を出ていったら、母親は見捨てられたと感じるでしょう。
大人になった子どもが離婚した時や、当てのない人生を不満げに送っている子どもをなすすべもなく見ているときも、親の胸は痛みます。
その点、子どものいない女性は気が楽です。
幸せになるには、自分の持っているものの価値を知ることがどうしても必要です。
子供をまだ欲しいと思わないならば、OC(低用量ピル)を服用する人もいます。
自分の望むものすべてを手に入れている人は、少なくともわたしの周囲には一人もいません。
でも、自分の持っているものの価値を評価し、フルに生かすすべを身につけることはできるのです。